ディスプレイオーディオについて
皆さんいかがお過ごしでしょうか。テスト週間中のコッキーです。
やっとブログを再開する気になったと思いきや、またサボってしまいました...すみません。
前回(1ヶ月前)の記事で、「次は86に試乗した感想を投稿します!」と言ったのですが、86の記事はもう少しお待ちください。
今回は、今月17日に発売された新型カローラ...ではなく、新型カローラからはじまった、「ディスプレイオーディオ」について話します。
ディスプレイオーディオとは
ディスプレイオーディオとは、ディスプレイが付いたオーディオデッキのことです。
まぁ、文字通りです...はい。
世に浸透しているのはカーナビですが、ディスプレイオーディオは数年前から存在していました。
こちらは2010年頃のスズキ・パレットですが、バックカメラ付きのディスプレイオーディオがオプションで装着されていますね。
昔の車には、こんな感じの物がよく装着されていましたが、こちらは通常のオーディオデッキです。
これに液晶ディスプレイを付けた物が、ディスプレイオーディオです。
オーディオなので、ナビ機能は使えません。だから、「それだったらカーナビのほうが良いのでは?」と思う人も居るかと思います。
ですが、「ナビは要らないけど、オーディオ機能は欲しい」という人も中には居て、そういう人たちには、ディスプレイオーディオはある程度の需要があります。
要らないナビ機能にお金を払う必要もないわけですし。
最近は、BluetoothやUSBに対応した、スマホ世代にも馴染みやすい機種も存在します。
ディスプレイオーディオのメリット
トヨタは新型カローラから、全車種でのディスプレイオーディオ化を進めます。
新型カローラの場合、ディスプレイオーディオを全グレードに標準装備し、ドラレコやETCといった周辺機器はもちろん、ナビやミラーリングといった機能も、オプションで用意するというシステムを採用しています。
オーディオを標準装備し、その他の機能はオプションとする。これを、トヨタは他の車種でも展開するそうです。
アルファードやクラウンといった高級車は別になるかもしれませんが、その辺りは詳しくは分かりません...
このシステムのメリットは、自分の好みに合わせることができるということでしょう。
例えば、「ナビはスマホのアプリを使う」という人は、ディスプレイオーディオだけでOKだし、ミラーリング機能を装着して、スマホの操作をディスプレイオーディオで行ってもOK。
「スマホは使わないけどナビは必須」という人は、ナビ機能だけを装着すれば、普通のカーナビとして使うことができます。
ナビ機能も、T-Connectが使えるナビと、T-Contactに対応しない普通のナビの2種類があるので、用途や好みに応じて選択できます。
自分にちょうどいいナビ、オーディオを装着できるのは、けっこう嬉しいですよね。
CDとDVDが使えない!!
新型カローラのディスプレイオーディオ、サイズが普通のカーナビと大差ないので、CDとか聴けるんだろうなぁ、と思っていたら...
なんとCDとDVDに対応していないとのこと。
CDショップで大好きなアーティストのCDを買い、親の許可を得て車の中で聴きながら帰る...
そんなささやかな楽しみが出来なくなるのは個人的に寂しいですねぇ...
最近はスマホで音楽を聴くことが可能になり、わざわざCDを買う人が減ってきたので、仕方ないといえば仕方ないです。
ただ、少数(とも限らないけど)のCD&DVD派の気持ちに配慮してほしかったのが正直なところ。
ストリーミング配信されていない曲が聴きたい時は、結局CDをスマホに取り込むしかないので、どうなのかなぁ、と思います。
ちなみに、USBやBluetoothでスマホの音楽を聴くことは可能で、ラジオやテレビなど、他のメディアも普通に使えます。
ただ、テレビを視聴する場合は、専用のキットが別途必要になります。(料金も別途必要。)
まとめ
個人的に、このディスプレイオーディオはアリだと思います。
素の状態だとナビは使えませんが、オプションで装着すれば普通のカーナビになるし、ミラーリングやコネクティッドサービスといった、従来の機能もしっかり受け継いでいます。
自分に合った機能を選べるので、中々効率が良いのではないでしょうか。不要な機能にお金を払う必要もないですし。
最近は車の値段が高くなってきているので、こういうところでコストを抑えることが出来るのは嬉しいポイントです。
というわけで今回は、新型カローラから始まった「ディスプレイオーディオ」について色々話しました。
実は、父がトヨタの新車を購入したのですが、その新車にもディスプレイオーディオが装着されています。
車種はまだ言えませんが、使い勝手や機能性など、納車されたら色々レポートしてみます。
新型カローラは、3ナンバー化が物議を醸していますが、先代の年寄りすら敬遠するようなキツイ顔つきよりはマシかなと。
うん、新型のほうが良い。
日本が誇る大衆車として、かつての勢いを取り戻してほしいです。
それでは、今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は86に試乗した感想をようやくお届けしますので、お楽しみに!